初心者の多くが長い数珠を体験したいと思い、まず選ぶのが平細108だ。3本のブラシを替えてようやく、平細108の下地作りが分かった。この質問は多いので、一度はっきり説明しよう。

1本目のブラシ
1本目のブラシは、普通のプラスチック製だった。当時は分かっておらず、適当に買ったものの、滑ってうまく刷れない。平細は隙間が密で、アルカリ戻りが細かい隙間に隠れてしまい、刷き出せない。焦るばかりだった。後に、ブラシは使い分けるべきだと分かった。プラスチックブラシは滑りすぎ、下地作りには不向きだ。これが最初の罠で、替えてみて初めて分かった。
2本目のブラシ
2本目は硬毛ブラシに替えた。硬毛ブラシで隙間を刷くと、アルカリ戻りはいくらか出る。しかし平細は隙間が密で、硬毛ブラシは粗すぎるため、細かい隙間のアルカリ戻りはやはり落ちない。108粒を刷くと手が疲れる。後に、ブラシは用途で分けるべきだと分かった。硬ブラシで隙間を掃除し、軟ブラシで磨く。1本では足りない。これが2つ目の罠だった。
平細108を後期まで磨き上げると、数珠全体が濃赤で均一になり、模様が細密になり、包漿が透き通って光る。手に巻くと特に上品で、見飽きない。
3本目のブラシ
3本目は硬軟2本をそろえた。硬ブラシで模様に沿って隙間を掃除し、軟ブラシで表面を磨く。108粒を1粒ずつ丁寧に刷き、併用すると、アルカリ戻りが引き、艶が出て、下地作りがようやく分かった。3本のブラシを替えて、平細108の下地作りが分かったと言える。ブラシは用途で分け、硬軟を併用し、根気よく刷けば、下地作りは難しくない。
平細108は、良い数珠を心を込めて磨き上げれば、色が自然に均一になる。磨き続ければ、数珠全体があなたの心血の結晶となり、磨けば磨くほど愛着が湧く。
