焦らずに盤く前に、平細単圈の下地作りをまずクリアしよう。新しい串が手元に届くと、つい盤きたくなるのは人情だが、平細単圈の下地作りは必ず終わらせてから盤くこと。下地作りをせずに手を出すと、串は仕上がらず、後悔しても遅い。

なぜ先に下地作りをするのか
なぜ先に下地作りをするのか?下地作りとは串の土台を整えることだ。隙間の果肉の残りや白い粉(返鹸)を落とし、表面の光沢をブラシで出す。土台が整っていれば、串は盤きやすく、包漿も透き通る。土台が整っていなければ、隙間に汚れが詰まり、盤いているうちに包漿が濁り、色もくすんでくる。平細は粒が小さく隙間が密なので、下地作りはなおさら重要で、この関門は飛ばせない。
下地作りのやり方
下地作りはどうクリアするか?硬いブラシで隙間を清め、柔らかいブラシで磨き、毎日1〜2時間ブラッシングして、1〜2か月続ける。平細は隙間が密なので、ブラシは筋に沿って細かくかけ、早く済ませようとしないこと。返鹸がしつこい場合は、数日多くブラッシングし、焦らないこと。下地作りの基準は、隙間がきれいで表面に光があること。そこまで達すればこの関門はクリアだ。焦らずに、まず下地作りを終わらせよう。
クリアしてから盤く
クリアしたら、それから手で盤く。下地が十分に整っていれば、盤きやすく、色も均一に乗り、包漿も透き通る。焦らずに、平細単圈の下地作りをまずクリアしよう。この関門を越えれば、串はスタートラインで既に勝っている。刃を研ぐのに薪を割る時間が惜しくないように、下地作りは刃研ぎ、盤玩は薪割りであり、刃をしっかり研げば薪は速く割れる。
